AVR ATMega128 MCUを使用するトレーニングキットです。
ATMega128は内部にロム(ROM)やラム(RAM)を内蔵し、内部装置としてADコンバーター
を内蔵しているため、複雑な回路構成をせずにシステムを設計することができます。
また、ISP(In System Programming)に対応しているため、個人が高額の装置を用意しなくても開発することができます。

本製品はマイクロコントローラーを始めて接する方々に、マイクロコントローラー
に関する概念を掴ませるともに、基本的なハードウェアを理解し実習できるように
製作されました。
一学期分量の講座を進められるよう、実習講座を収録し、課題の後にプロジェクト
を通じて実習できるように構成されています。

< KT-M128 “ATMega128トレーニングキット” >

KT-M128トレーニングキットの仕様

ATMEL社のAVRマイクロコントローラーのATMega128を使用
Display
- Text LCD (グラフィックLCD 使用可能)
- 10X10 Dot Matrix
- 4Digit 7-Segment

モーターコントローラー内蔵
- ステッピングモーター•コントローラー 2個
- 小容量DCモーターコントローラー 2個
- RCサーボモーター 8個を接続可能

センサー
- 赤外線センサー
- 温度センサー
- 照度センサー

入出力装置
- スイッチ 8個
- LEDランプ 8個
- RS-232通信

その他の装置
- RTC DS1307 内蔵
- スピーカー

電源保護回路内蔵

ボードサイズ 200 * 140

< KT-M128 H/Wの構成図 >






KT-M128 トレーニングキットの構成品

KT-M128活用のプロジェクト構成
ユーザーはKT-M128トレーニングキットを利用して、様々な創意的な作品を ることができます。

ライントレースロボット (KT-M128-LT)
ライントレーサーセンサーボードの赤外線センサー信号を受信して、道を感知し、そして、2個のステッピングモーターを駆動して道を追って行けるロボット

メロディ保存が可能な鍵盤
8個のスイッチの入力を受信して、スピーカーで単音メロディを送り出し、メロディを内部メモリーに保存した後、再び再生することができる鍵盤製作

ドットマトリックスまたはグラフィックLCDを利用したゲーム製作
- S/Wの配置を前/後/左/右に可能になるように配置され、地雷探し、テトリス
  などの簡単なゲームを作ることができます。温度、照度センサーとモーター、LEDを利用した創意的な作品

- 温度を感知して、高い場合にはモーターを稼動して温度を下げたり、暗い時
  にはLEDランプを点けて明るくしてくれるような、創意的な作品を制作する
  ことができます。